【プログラミング本感想】Head First はじめてのプログラミング
「Head First はじめてのプログラミング―頭とからだで覚えるPythonプログラミング入門」というオライリーのPython初心者向け本を終えての感想です。
「プログラミングまったく初心者!何から手を付けていいかわからない!けどやる気はあるしちゃんと理解したい!」という方にはおすすめです。
購入したきっかけ
ノンプログラマー&文系&初心者から、GAS(Google Apps Script)を学ぼうとしていたものの、関数やオブジェクト、メソッドといったプログラミング用語の概念が理解できず、完全に行き詰っていました。
概念からわかりやすく理解できるような本を探していたところこの本に出会いました。本屋でパラパラめくってみて、会話形式、絵が多い、わかりやすそう!という印象。
言語はまったくやったことのないPythonだったものの、Pythonにも興味があったのでこちらから入ってみることにしました。
感想。
めっっっっっちゃ分かりやすい。
仕組みの詳しいことはわかりませんが、「認知科学と教育心理学に基づいたアプローチ」と言っている通り、この本を1ページずつ理解しながら進めていくことで、プログラミング言語の本質が身体に入ってくるようでした。
ただ、分厚い(約3cm)ですし、初級から最後WebAPI・オブジェクト指向プログラミングまでいくので、内容は重いです。私はすべて写経するのにざっくり40時間ほどかかりました。 あとお値段もそれなりです(税別3000円也)。個人的には、お値段に見合う価値があると思いますが。
特に良かった章
・関数と抽象化(5章)
なぜ関数を使うのかということについて、同じようなコードを何回か書かされたあとに、「関数の定義とは、繰り返し使うようなコードを再利用できるようにすること」ときて、すとんと腑に落ちました。
引数・パラメータの意味もこの本でようやくわかりました!!
感動した。
・モジュール、メソッド、クラス、オブジェクト(7章)
turtleモジュールを使って亀を生み出す中で、あんなに意味がわからなかったオブジェクト・メソッド・インスタンス化etc・・がすっきり理解できました。亀しゅごい。
あとこの図がとってもわかりやすかったです。
感動した。(2回目)
この本をお勧めできる人
・他の初心者本で挫折した人
・時間をかけてプログラミングの本質を理解したい人